100万人のクラシックライブ
100万人のクラシックライブ

業種別活用ガイド

導入企業の証言 ── CASE STUDY

建築会社はなぜ、
年間103回クラシックライブを
開催するのか。

愛知県春日井市に本社を置く建設業「NAGAKENグループ」。
100クラ初開催のときのお客様はわずか2名でした。それから12年。100クラは今、
彼らの事業成長そのものと切り離せない存在になっています。
これは、ある企業の変革の記録であり、100クラが企業に何をもたらすかを当事者が語る証言です。

🏗 建築・土木・設計・環境・M&A 📍 愛知県春日井市 💴 売上103億円(2025年6月末) 🎻 100クラ東海支部
103億円
2025年度6月末決算61期グループ売上
103
2025年ライブ開催数(主催・共催)
2 100名超
初回来場者数 → 現在の集客
数億
100クラ縁の受注案件規模

お客様2名から、
103億円×103回へ。12年の軌跡。

「何となく続けてきた」活動が、なぜ企業の根幹へと変わっていったのか。NAGAKENグループの歩みを時系列でご紹介します。

財団設立当初
初開催。お客様は2名。
自社が建てた地元の公民館で初めて100クラを開催しました。しかしお客様は2名と、まったく寂しい状況でした。「建築会社がクラシックライブを開催することへの怪しさ」もあり、集客に苦戦しましたが、それでも毎年、続けました。
2022年
イオンモールとの共催開始。オープンパブリックへ転換。
東浦町・名古屋市内のイオンモールとの共催により、定期開催のオープンパブリックとして露出が大きく増えました。地域の方の認知も変わり始め、イオンモール東浦では東浦町の後援も取り付け、社会的な意義もいっそう高まりました。
→ 採用面接で「イオンモールのライブがきっかけ」と答える志望者が登場しました
2023年
「事業拡大と社会貢献の両軸」と再定義。各事業部が主体的に動き出す。
「何となく」から「戦略」へ転換しました。建築事業部が竣工式で100クラをプレゼントし、不動産開発事業部は地権者・地域住民を公民館に集めて100クラを提供。音楽という切り口で関係者のイメージを変えることに成功しました。他部門との兼務で100クラ担当職員を置き、業務として本格的にスタートしました。
→ お客様や地域住民との関係が音楽で大きく変化し、事業につながる伏線となりました
2024年
「売上1億につきライブ1回」宣言。東海支部を拝命。
社長・永草氏から「売上1億円につき1回のライブ開催」という宣言が発せられました。非常にわかりやすく説得力のあるコミットメントとして、社内外に一気に広がりました。同年、財団から東海支部を拝命し、愛知・岐阜・三重を中心とする東海エリアのライブ管理・マーケティングも担当するようになりました。
→ 社内DXの一環として社内報アプリでの活動報告が始まり、社員への認知が急加速しました
2025年
売上103億円×103回開催。数億円規模の受注案件が生まれる。
ヨロッカ春日井・無印良品ヨロッカ春日井で月2回の定期開催をスタートしました。地元春日井に「NAGAKENが音楽を届けている」という認知が定着し、年間103回の開催を実現。100クラのネットワーク経由で数千万〜数億円規模の案件受注も生まれてきました。
→ 幹部・営業陣が「100クラの活動」を名刺代わりに外部へ積極的に発信するようになりました
2026年〜
行政・財団と三位一体の社会インフラへ。
春日井市と連携し保育園・老人ホームへ届けるほか、かすがい市民文化振興財団と連携した「かすがいどこでもアート・ドア」にも参加しました。春日井市から感謝状を受領し、2026年3月には地元小学校の体育館での開催に100名超が集まりました。
→ 公益財団・一般財団・民間企業が手を組む新しい社会活動モデルが生まれました

100クラ継続がNAGAKENにもたらした、
3つの具体的な事業成果

「社会貢献は本業とは別もの」という常識を、NAGAKENは12年かけて覆してきました。その成果を、数字と事実でご紹介します。

👥
採用ブランディング——
「ライブがきっかけで志望した」
採用面接で「NAGAKENを知ったきっかけ」として、イオンモール東浦での100クラ開催をあげた応募者が実際に登場しました。年間100回以上の活動が地域に浸透することで、求人広告費では届かない層へのブランディングが実現しています。
📌 広告費ゼロで採用接点を創出
💼
受注・商談——
ネットワークが数億円を生んだ
100クラのネットワークからの出会いをきっかけに、本業(建築・不動産・土木)の案件につながる実績が積み重なっています。すでに数千万〜数億円規模の受注が確認されており、「音楽が商談の入口になる」という新しいビジネス展開モデルが確立されつつあります。
📌 数千万〜数億円規模の受注案件が発生
🏛
行政連携——
一民間企業が自治体のパートナーに
春日井市との連携、かすがい市民文化振興財団との協働、春日井市からの感謝状受領と、建設会社が音楽という接点を通じて行政と対等なパートナーシップを築いてきました。これは通常の企業活動ではなかなか得られない信頼資本です。
📌 春日井市より感謝状。行政案件の紹介経路に。

「売上1億につき、ライブ1回」
——この宣言が会社を変えた

社長 永草 孝憲 氏による宣言(2024年)

売上1億円につき、
ライブを1回開催する。

非常にわかりやすく、説得力のある目標です。この宣言によって「社会貢献活動」だったものが、 事業の規模と直結した「コミットメント」に変わりました。 社内外を問わず、NAGAKENが100クラに本気で取り組んでいることが一気に広がり始めました。

103億
2025年度6月末決算61期グループ売上
=
103回
2025年ライブ開催数
「やはり年間100回以上のインパクトは強く、NAGAKENの幹部や営業の方は、外部に堂々とこの実績を伝えることで、社会貢献に本気で取り組む企業ということを外部にアピールするようになりました。また、100万人のクラシックライブのネットワークからの出会いをきっかけに、案件につながるような実績も出るようになり、すでに数千万〜数億円規模の案件をいただいています。」
— NAGAKENグループ 担当者の証言より

社内は、こう変わった。

外向けの活動が、いつのまにか社内をも変えていきました。社内DXとの連動が、その速度をさらに加速させています。

「社内報アプリの運営が始まり、ライブ開催の告知、ライブ後の活動報告を徹底的に行い、社内への活動の認知と現場で起きている参加者の喜んでいる姿やコメントを伝えることで、社内の認知は一気に加速しました。休日にライブ会場に足を運んでくれる社員や、「毎日大変ですね」といった労いの声をかけてくれる社員も増えてきました。」
— NAGAKENグループ 担当者の証言より

💡 あなたの会社では?

「社会貢献活動が社内に浸透しない」というお悩みをお持ちの企業は少なくありません。NAGAKENの事例が示しているのは、活動の可視化(社内報・SNS)と、わかりやすいコミットメント(売上1億=1回)の組み合わせが、社員のエンゲージメントを根本から変えうるということです。

音楽は、どこへでも届けられる。
ホスピスの8フロア、その記録。

プラスワン・エピソード

「病室の扉を開けて、音だけでも届くように。」

社員が市内のホスピスに入ることになった際、「少しでも想い出を作ってほしい」と考え、クラシックライブのお届けを計画しました。ホスピス側も快く受け入れてくださり、開催が実現しました。しかし、会場は最上階8階の食堂。8階までの移動が困難な入居者の方が多く、参加できるのはほんの数人だとわかりました。

「他の入居者の方にも楽しんでもらおう」と演奏家に相談したところ快諾いただき、6フロアある各階でも演奏することになりました。8階でのライブ後、各フロア1曲ずつ演奏して回りました。病室から出ることも困難な方には、扉を開けて音だけでも聴こえるようにしました。演奏家は、目の前にお客様がいない状態でも、心を込めて演奏してくださいました。

社員からは感謝の言葉をもらい、ホスピスのスタッフ・入居者の方にも大変喜んでいただけました。翌年も同じ場所を訪れ、6フロアを2曲ずつ演奏して回りました。涙を流して喜んでくださった方もいらっしゃいました。

このエピソードは、100クラが「ビジネスツール」を超えて、企業のアイデンティティそのものになる瞬間を示しています。社員・顧客・地域住民が共有するこうした体験の積み重ねが、「NAGAKENは違う会社だ」という信頼を社会に築いていきます。

NAGAKENが辿り着いた思想:
「つながるほど、つよくなる。」

100クラを12年間続けた先に、NAGAKENは一つの確信を得ました。
「社会貢献と事業拡大は、表裏一体である」——という確信です。

NAGAKENが実証した循環
「場」をつくる会社
音楽・文化・イベントを通じて、人が自然と集まる場をつくります。NAGAKENは「建設会社」である前に「場をつくる会社」です。
「困りごと」が見える会社
つながりの中で、地域や企業の課題が自然と集まってきます。わざわざ探しに行くのではなく、つながっているから見えてくるのです。
「動かせる」会社
グループの多様な事業で、実際に課題を動かすことができます。提言するだけでなく、自分たちの手で変えていけます。
「今後は社会貢献と事業拡大の両軸の向上をさらに一歩進め、社会貢献と事業拡大は表裏一体、『社会課題解決プラットフォーム』として社会を好循環させる企業として社内外にアピールしていきます。」
— NAGAKENグループ 代表 永草 孝憲 氏

NAGAKENの歩みが、
貴社のヒントになれば幸いです。

📌 NAGAKENが証明したこと

NAGAKENはクラシックの専門家でも、文化事業会社でもありません。建設業のグループ企業です。 それでも年間103回のライブを実現し、採用・受注・行政連携という具体的なビジネス成果を得ました。 鍵は「継続」と「コミットメント」——そして「本業と切り離さない」という思想でした。

業種は問いません。100クラは「仕組み」であり、その仕組みの上に企業が何を乗せるかによって、 もたらされる成果は変わってきます。NAGAKENは、その可能性の一つの到達点を示してくれています。

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