上尾市社会福祉協議会「こどもフェア」@イコス上尾 ホール 2公演
2025.09.20
開演 11:20・13:00(開場は開演時間の80分前)
(30分の解説付コンサートです)
100万人のクラシックライブ「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」
※参加対象となる方については、主催者にお問合せください。
伊藤 みや乃(ヴァイオリン)
群馬県桐生市出身。5歳よりヴァイオリンを始める。
群馬県立桐生高等学校理数科、国立音楽大学音楽学部演奏学科弦管打楽器専修(ヴァイオリン)卒業。同大学大学院に進学し、ウィーン国立音楽大学への留学を経て、国立音楽大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻(ヴァイオリン)修了。その後、洗足学園音楽大学演奏補助要員、昭和音楽大学合奏研究員、国立音楽大学講師を務めた。
これまでにヴァイオリンを山口恵子、西田和子、大関博明、青木高志、Christian Dallingerの各氏に、室内楽を漆原啓子、風岡優、大関博明の各氏に、オーケストラ演奏法をHubert Kroisamer氏に、歴史的演奏法をIngomar Rainer氏に師事。
第17回“長江杯”国際音楽コンクール 弦楽器部門 一般の部A 第2位(第1位なし)、第10回横浜国際音楽コンクール 弦楽器部門 一般Aの部 第3位。
国立音楽大学、群馬県より奨学金を受け、それぞれ第33回、第37回草津夏期国際音楽アカデミーを受講、Werner Hink、Paolo Franceschini各氏のヴァイオリンマスタークラスを修了。
大学の推薦やオーディション合格により、平成25年度国立音楽大学卒業演奏会、第47回国立音楽大学群馬県同調会新人演奏会、第33回ぐんま新人演奏会、第60回東京国際芸術協会新人演奏会、レインボウ21 サントリーホール デビューコンサート2015に出演。
桐生交響楽団第31回定期演奏会、中野弦楽アンサンブル第5回演奏会において、ヴァイオリン協奏曲のソリストを務め、好評を博した。
現在はティーチング・アーティストとして、クラシック初心者の方々にも楽しんでいただけるコンサートやワークショップを多数企画・開催している。
国立音楽大学学部演奏助手(管弦楽)。くにおんアカデミー ミュージック・アトリエ講師。
弦楽四重奏団『ロザカル』団員。アンサンブルユニット『Trio doux』メンバー。ピアノ三重奏団『トワ・クルール』団員。

大高 真梨絵(ピアノ)
早稲田大学、上智大学院修士課程にて音声学を専攻後、桐朋学園芸術短期大学卒業、同専攻科修了。伴奏法を学ぶためイギリスへ留学。イギリス王立音楽大学修士課程ピアノ伴奏専攻を優秀な成績で修了、同アーティスト・ディプロマ課程コラボレイティブ・ピアノ専攻を、奨学金を得て2019年に修了。在学中、複数の声楽コンペティションで最優秀伴奏者賞を受賞。イギリス各地での器楽・声楽のリサイタル伴奏をはじめ、古楽アンサンブルでの通奏低音やオペラでのコレペティトゥアなど、様々な演奏経験を得る。
その後、2020年2月イタリアで行われた国際音楽コンクール「Gianluca Campochiaro」にてフルートSofia Castilloとのデュオで室内楽部門第1位を受賞。2022年11月東京オペラシティにてカウンターテナーFeargal Mostyn-Williamsとのイギリス歌曲デュオリサイタル「オルフェウスとイザナギ」(助成:大和日英基金、後援:ブリティッシュ・カウンシル)を開催、クリエイティブなプログラム構成や心に響く演奏で大いなる好評を得る。
現在、桐朋学園芸術短期大学伴奏員。今後のさらなる活動が期待される。

CONCERT ARCHIVE
施設の紹介
上尾市社会福祉協議会は、地域の住民・福祉関係者・行政が協力し合いながら、地域福祉の推進に努めていいる団体になります。
・社協の主な活動内容としては、
① 地域福祉の推進:地域の困りごとを早期に把握し、住民主体での解決をめざす。
例:見守り活動、サロン活動、住民座談会の開催など。
② ボランティア活動の推進:ボランティアセンターの運営。ボランティアの育成・マッチング。福祉教育の実施(学校や地域向け)。
③ 生活困窮者への支援:生活福祉資金の貸付(低所得者や高齢者世帯などへの無利子貸付)。生活支援相談窓口の設置。
④ 福祉関係者との連携・ネットワークづくり。民生委員、自治会、福祉施設、NPOなどとの協力。
があります。また、上尾市地域福祉計画と上尾市地域福祉活動計画を合同で策定し、進捗管理をしています。
今回は、本会にて「こどもフェア」として、「こどもの健全な育ちを支える「居場所」についての理解促進、地域・企業・行政の連携による子育て支援の実現、こどもたちの自己肯定感や学び・体験機会の創出」を目的として企画させていただきました。
当日は生活困窮世帯の子どもたちを支援している団体、保育園・幼稚園・小学校などにもイベント開催の周知を図りましたので、未就学児、小学生やその保護者など多くの来場者がありました。
今後もこのような、子どもの豊かな心を育む機会を設定できたらと考えています。
主催者の声
こどもフェアでのご出演ありがとうございました
プロフェッショナルなヴァイオリンとピアノの生演奏を間近で聴くことができ、会場にいた全ての子どもたち、保護者の皆様、そして私どもスタッフにとって、かけがえのない時間となりました。
子どもたちの声:
「ヴァイオリンの音がきれいで涙が出そうになった」(小学生)
「ピアノがとても上手で、私も習いたくなった」(小学生)
「こんなに近くで本物の演奏が聞けて嬉しかった」(未就学児)
保護者からの声:
「子どもが初めてクラシック音楽に興味を示しました」
「プロの演奏を生で聴く貴重な機会をいただき、ありがとうございました」
「演奏者の方々の情熱が子どもたちにも伝わっていました」
「ヴァイオリンを習っている子どもが刺激を受けて感動してました」
主催者として感じたこと:
演奏中の会場は、普段賑やかな子どもたちも静寂に包まれ、音楽の力の素晴らしさを改めて実感いたしました。特に、演奏後に多くの子どもたちが楽器に興味を示し、「習ってみたい」という声が聞かれたことが印象的でした。また、クイズやヴァイオリンを弾きながら、客席の間を廻って会場を盛り上げてくれたことに感謝です。
今回のご出演による成果
・クラシック音楽への関心を持つ子どもたちが増加
・保護者の方々からも「また同様の企画を」というリクエスト多数
今後とも、より多くの子どもたちに本物の音楽を届けるために、お力をお貸しいただければ幸いです。
改めまして、子どもたちのために素晴らしい演奏をお届けいただき、心より感謝申し上げます。
この経験が、将来の豊かな感性の育成につながることを確信しております。
伊藤様、大高様、逆井様本当にありがとうございました。
そして、蓑田秀策様のご寄付で開催ができました。大変感謝しております。心からお礼申し上げます。
本日は、ピアニストの大高真梨絵さんとのデュオで演奏させていただきました。上尾市社会福祉協議会が主催する「こどもフェア」の中で、初めて100万人のクラシックライブをお届けするということで、担当の青柳健太さんと綿密に打ち合わせをしながら準備を進めました。青柳さん、お忙しい中色々とご対応いただきありがとうございました。 今回は客席数が多かったため、なるべく近くで音楽に触れてもらおうと、"練り歩き"を多用したり、お子さん達のすぐ近くに楽器を持っていって、実際に見てもらったりしました。広い会場でしたので、参加者の皆さんの気を引き続けるのは難しいかなと思っていましたが、動き続けたおかげか会場内の緊張感も程よく高まって、皆さんとの一体感も生まれて、作戦成功かな?と感じています。 上尾市社会福祉協議会の皆さん、イコス上尾の皆さん、大変お世話になりました。100万人のクラシックライブの逆井さん、貴重な機会をありがとうございました。そして真梨絵さん、国旗のイラストのご用意から抜群のパフォーマンスまで、本当にありがとうございます!
伊藤 みや乃
ドイツ、ウルグアイ、日本など、様々な国の音楽をお届けしました。タンゴやマーチのリズムを手拍子でご参加くださったりなど、積極的なご参加ありがとうございました。ご家族でバイオリンの様々な音色を聴くことのできる機会、楽しんでいただけていましたら幸いです。
大高 真梨絵
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