阿波国慈恵院
2025.08.30 開場 13:00~/開演 13:30~ (45分の解説付コンサートです)
100万人のクラシックライブ「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」
※関係者向けコンサートのため、一般の方はご参加いただくことができません。
井谷 珠綺(ヴァイオリン)
大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を経て、大阪音楽大学ヴァイオリン演奏家特別コースを首席で卒業。最優秀賞を受賞し卒業演奏会に出演。
在学中、第29回ザ・コンチェルト・コンサートのソリストに選出され、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団と共演。海外提携校留学助成金を受け、ドイツ国立フォルクヴァング芸術大学にて半年間研鑽を積む。
第43回霧島国際音楽祭にてフランク=ミヒャエル・エルベン氏(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団第1コンサートマスター)のマスタークラスを修了。2023年ヴォルフガング・ザワリッシュ・ミュージックアカデミー(ドイツ)の室内楽マスタークラスを修了。
第31回日本クラシック音楽コンクール室内楽部門全国大会最高位。第20回“万里の長城杯”国際音楽コンクール第1位及び審査員特別賞。第14回バッハホール音楽コンクール金賞など多数受賞。
兵庫芸術文化センター管弦楽団2022-23シーズンレジデント・プレイヤー、2023-24シーズンアソシエイト・プレイヤー。
現在はソロをはじめ室内楽の活動やオーケストラの客演も積極的に行っている。
佐々木 有紀(ピアノ)
大阪府生まれ。7歳よりピアノを始め、11歳でオーケストラと協奏曲を共演。
桐朋学園大学附属子供のための音楽教室を経て、相愛高校音楽科、同大学音楽学部ピアノ専攻を首席で卒業し、桐朋学園大学院大学修士課程を修了。フランス・ニース夏季国際音楽アカデミー、ポーランド国立ショパン音楽大学夏期講習、韓国・金海国際音楽フェスティバルピアノアカデミー2023など国内外のマスタークラスに多数参加、コンサートに出演。
これまでにピアノを西岡知子、坂本恵子、井上麻紀、岡田博美、田部京子、上田晴子、奈良希愛、小林仁の各氏に、室内楽を藤原浜雄、銅銀久弥の各氏に師事。
フリューゲルピアノコンチェルトフェスティバル夢コン全国大会優秀賞、グローバリスト・フィルハーモニー賞。とやまクラシックピアノコンクール金賞、審査員特別賞。カワイ音楽コンクールSコースセミファイナル入選。学内選抜オーディションを経て、円光寺雅彦指揮、桐朋アカデミーオーケストラと共演するほか、オーケストラと協奏曲を多数共演。高校、大学卒業演奏会、関西音楽大学協会主催アンサンブルの夕べ、日本調律師協会主催よんよんコンサート、マグノリアサロンコンサート、大阪クラシック等出演。ニューヨークフィルハーモニックのメンバーなど海外のアーティストとの共演も多く、アンサンブルピアニストとしても活動の幅も広げており、リサイタルやコンクール、レコーディングなどで多数の演奏家と共演。またオーケストラの鍵盤楽器奏者としても活動。ラコルノミュージックサロンピアノ講師を務めるほか、京都芸術大学こども芸術学科特別講義のゲスト講師として招かれるなど後進の指導も行っている。
CONCERT ARCHIVE
施設の紹介
児童養護施設 阿波国慈恵院は3歳から20歳までの子ども30人が生活しております。
児童福祉法第41条にいう環境上養護を要する児童を、日常生活を通じ心身共に健全に育成することを目的とし、自立を支援する施設です。
主催者の声
今回は2年振り、5回目の100万人のクラシックライブとなりました。女の子はドレスアップして、今回も参加させていただきました。
1曲目は子ども達も知っている「ドレミの歌」で、笑顔と手拍子でのライブスタートとなり、音楽のワクワクが広がる瞬間でした。今回は子ども達が聞いたことがある曲がいくつかあったり、作曲家の話があったり、子ども達は興味津々に聴いてしました。その中でも「動物の謝肉祭」では、いろいろな動物を音楽で表現しており、曲を聴いて何の動物かを当てるクイズでは、子ども達の想像力が光りました。他にもリズムの高低によって、音楽で様々な表現ができることを知ることができました。優しい音色、力強い音色、楽しい音色、いろんな音楽を聴くことができ、子ども達・職員一同、とても素敵な時間を過ごすことができました。
演奏家のみなさま、サポーターのみなさま、事務局のみなさま、今回も楽しく素敵な時間を届けてくださり、ありがとうございました。職員一同、心より感謝しております。
今後も多くの人に、このような素敵な音楽が届くことを願っております。本当にありがとうございました。