児童家庭支援センターはりみず@うららか保育園
2024.12.06 開演 15:30~ (45分の解説付コンサートです)
100万人のクラシックライブ「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」
※関係者向けコンサートのため、一般の方はご参加いただくことができません。
細川 奈津子(ヴァイオリン)
桐朋女子高等学校音楽科、同大学卒業。2007年ウィーン国立音楽大学入学、2011年同大学のディプロマを最高位の成績で修了。 ウィーン国立夏期国際音楽アカデミー・ディヒラーコンクール第1位、第3回イタリア・パオロ・セッラーオ国際コンクール第2位、第9回イタリア・リミニ国際コンクール第1位、他コンクール等で受賞。
EnsembleNOVA、メセナオーケストラとの共演や、佐渡裕オーケストラツアーに参加するなど演奏活動の他、一般財団法人地域創造平成25,26年度公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム参加。故郷である黒姫童話館では、自身プロデュースによるコンサートを2016年より行っている。
近年では「100万人のクラシックライブ」アーティストとして、全国で演奏活動をしている。
桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」長野教室講師。
これまでに宮下理恵、塩貝みつる、原ゆかり、篠﨑功子、R・ランダッハー、T・レオポルド、P・シューマイヤーの各氏に師事。
長野県信濃町出身、東京都在住。
島田 美穂(ピアノ)
東京都出身。4歳より桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」仙川教室に入室。
5歳よりピアノを始める。
第22回日本ピアノ教育連盟ピアノオーディション奨励賞、第3回国際ジュニア音楽コンクール産経新聞社千葉総局賞、第64回全日本学生音楽コンクール東京大会奨励賞、第36回ピティナ・ピアノコンペティション東日本F級本選優秀賞、第16回日本演奏家コンクール奨励賞等を受賞。
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学カレッジディプロマコースにて研鑽を積む。
ザルツブルクモーツァルテウム音楽大学夏季国際音楽アカデミー、ウィーン国際音楽ゼミナールにてディプロマを取得、同セミナー選抜修了コンサートに出演。
これまでに、ピアノを和田良枝、故・坂井由起子、奥田加世子、山崎牧子、木村徹、三輪郁の各氏に、室内楽を梅村祐子、漆原啓子、エマニュエル・ジラールの各氏に、特別ピアノクラスにて片山敬子氏に師事。
全国様々な会場でコンサート活動をする他、各地の子どもたちに音楽を届ける活動に参加するなど、ソロ、アンサンブル共に精力的に活動している。
CONCERT ARCHIVE
施設の紹介
児童家庭支援センターはりみずは、沖縄県本島から南西約300kmにある離島「宮古島」にあります。2012年に開所(児童養護施設 漲水学園に付置)し、宮古島の子ども家庭に関する様々な相談を受け支援を行ってきました。
素直で純粋な心を持つ宮古島の子ども達に、生のクラシック音楽を目の前で聴いて、迫力のある音を身体で感じる機会を持ってほしいという思いから、宮古島で100万人のクラシックライブを開催しており、今年で4回目の開催となります。
主催者の声
保育園の子ども達が昼寝の直後ということもあり、演奏者の二人は音出しを最小限で行い、ほぼリハーサルなしの状態で演奏が開始されました。バイオリンとピアノの音が会場に響き始めた瞬間、子ども達は演奏者をじっと見入って聴いていました。激しいアップテンポの曲、暗くて怖い雰囲気の曲、のどかで平和な曲と演奏は進んでいきますが、演奏の前に大きくプリントアウトした写真を使って曲の情景を説明していただき、曲の持つ特徴がより鮮明にイメージすることができました。
バイオリン奏者の方が、児童の間を歩いてバイオリンについて説明したり、目の前で演奏したりと、子ども達はバイオリンというあまり見慣れない楽器を間近で見ることができ、興味津々の姿勢で演奏と話に引き込まれていました。保育園の先生より「目の前で聴いた生演奏に衝撃を受け、あんぐりと口を開けたまま音楽を聞き入っており、演奏が終わった後しばらく放心状態だった子どもがいた(笑)」とのことでした。
最後に、100万人のクラシックライブ関係者様、演奏してくださった細川様、島田様、連絡調整をしていただいた逆井様、また寄付をしていただいた多くの皆様、素晴らしい音楽を子ども達に届けていただき、本当にありがとうございました。