井谷 珠綺(ヴァイオリン)
大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を経て、大阪音楽大学ヴァイオリン演奏家特別コースを首席で卒業。最優秀賞を受賞し卒業演奏会に出演。
在学中、第29回ザ・コンチェルト・コンサートのソリストに選出され、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団と共演。海外提携校留学助成金を受け、ドイツ国立フォルクヴァング芸術大学にて半年間研鑽を積む。
第43回霧島国際音楽祭にてフランク=ミヒャエル・エルベン氏(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団第1コンサートマスター)のマスタークラスを修了。2023年ヴォルフガング・ザワリッシュ・ミュージックアカデミー(ドイツ)の室内楽マスタークラスを修了。
第31回日本クラシック音楽コンクール室内楽部門全国大会最高位。第20回“万里の長城杯”国際音楽コンクール第1位及び審査員特別賞。第14回バッハホール音楽コンクール金賞など多数受賞。
兵庫芸術文化センター管弦楽団2022-23シーズンレジデント・プレイヤー、2023-24シーズンアソシエイト・プレイヤー。
現在はソロをはじめ室内楽の活動やオーケストラの客演も積極的に行っている。
佐々木 有紀(ピアノ)
大阪府生まれ。7歳よりピアノを始め、11歳でオーケストラと協奏曲を共演。
桐朋学園大学附属子供のための音楽教室を経て、相愛高校音楽科、同大学音楽学部ピアノ専攻を首席で卒業し、桐朋学園大学院大学修士課程を修了。フランス・ニース夏季国際音楽アカデミー、ポーランド国立ショパン音楽大学夏期講習、韓国・金海国際音楽フェスティバルピアノアカデミー2023など国内外のマスタークラスに多数参加、コンサートに出演。
これまでにピアノを西岡知子、坂本恵子、井上麻紀、岡田博美、田部京子、上田晴子、奈良希愛、小林仁の各氏に、室内楽を藤原浜雄、銅銀久弥の各氏に師事。
フリューゲルピアノコンチェルトフェスティバル夢コン全国大会優秀賞、グローバリスト・フィルハーモニー賞。とやまクラシックピアノコンクール金賞、審査員特別賞。カワイ音楽コンクールSコースセミファイナル入選。学内選抜オーディションを経て、円光寺雅彦指揮、桐朋アカデミーオーケストラと共演するほか、オーケストラと協奏曲を多数共演。高校、大学卒業演奏会、関西音楽大学協会主催アンサンブルの夕べ、日本調律師協会主催よんよんコンサート、マグノリアサロンコンサート、大阪クラシック等出演。ニューヨークフィルハーモニックのメンバーなど海外のアーティストとの共演も多く、アンサンブルピアニストとしても活動の幅も広げており、リサイタルやコンクール、レコーディングなどで多数の演奏家と共演。またオーケストラの鍵盤楽器奏者としても活動。ラコルノミュージックサロンピアノ講師を務めるほか、京都芸術大学こども芸術学科特別講義のゲスト講師として招かれるなど後進の指導も行っている。
CONCERT ARCHIVE
施設の紹介
主催者の声
小さい子どもは退屈せず、また大人も満足できる内容でというと、とても難しいと思うのですが、みんなが「なんか知ってる」という
曲や、大人が懐かしめる曲、また新しい曲との出会いだったりと選曲にも工夫があり、トークも含めて上手く全体の流れを
作っていただきました。泣きそうになり顔をゆがめていた生後3か月の子が曲が流れた瞬間ふっと穏やかな表情になったり、いつもは
じっとしていることが苦手な子どもが母に抱かれながら微笑んでいたり、やんちゃ盛りの小学生が曲が変わるたびにクルクルと表情を
変えていたり、お母さん方はうっとりと音楽に酔いしれて…、演奏を聴いているみんなの顔を見て、こちらもとても穏やかな気持ちに
なりました。
「音楽を聴く」ことは今の時代とても簡単ですが、「音楽に触れる」「音楽に浸る」と思える時間だったように思います。
貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。
安穏と協調を大切にしながら、生活の向上と母と子の自立のための施設です。
ヴァイオリンを初めて間近で見る子が多く、演奏だけでなく曲についてのエピソードも含め、とても興味を持って聴いていてくれたように感じました。今日のこのライブが子どもたちにとって何か良い出会いの1つになってくれていたら嬉しいです。ありがとうございました!
井谷 珠綺