チャイルドスクエア狭山台
2024.09.12 開場 09:30~/開演 10:00~
※関係者向けコンサートのため、一般の方はご参加いただくことができません。
林 佳南子(ヴァイオリン)
京都生まれ。都立芸術高校を経て、東京藝術大学卒業。
第11回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール高校生部門第1位。第13回同コンクール弦楽器の部大学生部門第1位。サイトウ・キネン・フェスティバル小澤征爾音楽塾など、国内外の講習会や音楽祭に参加。ソロ・室内楽で自主演奏会も行う。
これまでに小室由利恵、保井頌子、若林暢、澤和樹、野口千代光、小森谷巧の各氏に師事。
兵庫芸術文化センター管弦楽団コアメンバー、大阪フィルハーモニー交響楽団ヴァイオリン奏者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団契約団員を経て、現在はフリーランスとして活動中。
CONCERT ARCHIVE
今回で5回目の開催とのことでしたが、今回はアレンジャー様が地域住民の方にも積極的にお声がけくださったそうで、大人のお客様にもたくさんお越しいただきました。子どもたちがニコニコと体を揺らしながら聴いてくれ、終演後にもたくさんの子がお話をしにきてくれて幸せでした。幼児さんとご高齢の方が言葉を交わす様子もみられ、心の輪のつながり、広がりを感じられました。 お部屋の装飾も、ありがとうございました!
林 佳南子
チャイルドスクエア狭山台にお邪魔させて頂き、0~5歳、そして地域近隣の大人の方に向けてヴァイオリン、ピアノで音楽をお届けいたしました。 生演奏を通して音楽の楽しさや面白さに触れて頂くことはもちろんのこと、音楽を聴いて次のアクションに繋がったり、小さな発見や気づきになればという想いで、今回はクラシック音楽のマイナーな作品も取り入れ、提示の仕方を工夫し、子どもたちや大人の方の反応を見ながら臨みました。 後半では、アクティビティの時間を設け、楽器や手拍子を使い、一緒に音楽を奏でるアンサンブルの時間を創造。季節にちなんだ作品(村祭り・赤とんぼ)では、イラストを提示し視覚的に見せることにより秋を連想させ、一人一人から発する秋の言葉を紡ぎ、感性を刺激する点にも意識して取り組みました。 今回は聴き手との距離も近かったので、ヴァイオリンとピアノの音だけでなく、そこに子どもたちや大人の方の反応が加わることで、プログラム全体に広がりが出たように感じます。 音を通じたコミュニケーションが生まれ、音の輪の広がりを感じたコンサートでした。
室井 悠李