こどもの居場所「ユトリーロ」@花かご 2階
2024.07.20 開演 14:00~ (45分の解説付コンサートです)
100万人のクラシックライブ「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」
※参加対象となる方については、主催者にお問合せください。
柏原 悠(ヴァイオリン)
福島県出身。3歳よりヴァイオリンを始める。
安積黎明高等学校を経て、東京音楽大学卒業。同大学院音楽研究科科目等履修生を修了。
これまでに田中洋子、菊池恭江、景山誠治、景山裕子、齋藤真知亜の各氏に師事。
現在、各地オーケストラの客演、ソロ、室内楽の演奏家として幅広く演奏活動を展開。
2018年3月には福島県いわき市久之浜町にて、千の音色でつなぐ絆プロジェクトの一員として津波ヴァイオリンを演奏した。
また、後進の指導にも力を入れている。
島田 美穂(ピアノ)
東京都出身。4歳より桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」仙川教室に入室。
5歳よりピアノを始める。
第22回日本ピアノ教育連盟ピアノオーディション奨励賞、第3回国際ジュニア音楽コンクール産経新聞社千葉総局賞、第64回全日本学生音楽コンクール東京大会奨励賞、第36回ピティナ・ピアノコンペティション東日本F級本選優秀賞、第16回日本演奏家コンクール奨励賞等を受賞。
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学カレッジディプロマコースにて研鑽を積む。
ザルツブルクモーツァルテウム音楽大学夏季国際音楽アカデミー、ウィーン国際音楽ゼミナールにてディプロマを取得、同セミナー選抜修了コンサートに出演。
これまでに、ピアノを和田良枝、故・坂井由起子、奥田加世子、山崎牧子、木村徹、三輪郁の各氏に、室内楽を梅村祐子、漆原啓子、エマニュエル・ジラールの各氏に、特別ピアノクラスにて片山敬子氏に師事。
全国様々な会場でコンサート活動をする他、各地の子どもたちに音楽を届ける活動に参加するなど、ソロ、アンサンブル共に精力的に活動している。
CONCERT ARCHIVE
施設の紹介
栄区で土曜日の子どもの見守りを行う居場所活動です。
留守家庭の子ども、家の中に居場所がない、何かチャレンジしたいけれど どうしたらいいかわからない、ひとりで寂しく不安… その他いろんな事情で行き場を求めている子どもと家族のお手伝いをしたいとの思いで、活動しています。
主催者の声
今回の参加者はユトリーロを昨年あたりから利用し始め現在に至っている子どもやその家族、
近隣の学童保育の子どもたちとスタッフが大部分で、クラシックライブのコンサートは初めての方ばかりでとても喜んでいました。
あるお母さんは元ピアノ教師だったが訳あって一人親になり、保育助手をするようになり、
今回ピアノ演奏を聴くのを楽しみに来てくれました。彼女とそのお子さん3人は子ども食堂の定番の利用者になっています。
また今年度からユトリーロのサポーターとして、見守りをしたり月1回「こどもカラオケ」を開いてくれる御年83才の中島国夫さんもコンサートに参加し曲の記録や写真撮影を手伝ってくれました。
以下中島さんのコメントです
「大半は日常よく聞く曲であったり、昔を思い出す名曲の演奏でした。
バイオリン演奏者が子どもの目の前まで来て弾いてくれたり、時にはみんなの
手拍子足拍子に合わせて演奏するなど全員参加型の楽しい演奏会でした。」
学童保育のあの子たちも数人いたのですが、彼らは学童でもユトリーロでもじっと落ち着いて過ごすのが
苦手な子どもたちで今回も下の部屋で騒いで過ごすことになり、その騒音が演奏家の方たちに耳障りに
なりはしないかと内心ヒヤヒヤしました。失礼しました。
2階で参加できた子たちは、どの曲も集中して聴けていて、手拍子足拍子で演奏に参加している時も楽しんで聴いている様子がありました。
このような貴重な体験を私どものような小規模の子ども食堂でも提供してくださり、心から感謝しています。
今回中学3年で毎回こども食堂を利用している女子が吹奏楽の練習日で来られなくて、とても残念がっていました。
次回来年初めのコンサートには是非参加したいと願っています。
最後になりましたが、今回のコンサート開催をサポートしてくださった蓑田様に心からの感謝を申し上げます。
桂台こどもの居場所ユトリーロ 代表 冨江
最後の最後まで興味を持って真剣に聞いている子どもたちの姿が印象的でした。いっしょに音楽体験ができ、嬉しく思います。夏休みの思い出の一つとなっていたら嬉しいです。お世話になったみなさま、ありがとうございました!
柏原 悠