うのっこ食堂@岡山市宇野コミュニティハウス

2024.06.01 開演 11:00~ (45分の解説付コンサートです)

100万人のクラシックライブ「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」
※参加対象となる方については、主催者にお問合せください。

キッズコンサート

沖本 みなみ(ヴァイオリン)

大阪市出身。4歳よりヴァイオリンを始める。
大阪府立夕陽丘高等学校音楽科、京都市立芸術大学 音楽学部を経て、相愛大学 大学院音楽研究科 卒業。
第18回万里の長城杯高校生の部1位及び中国駐大阪総領事賞。第70回全日本学生音楽コンクール大阪大会入選。第22回姫路パルナソス音楽コンクール入選 及び池辺晋一郎賞。第5回豊中音楽コンクール大学・一般の部管弦楽器部門第3位。他。
これまで、中島慎子、森田玲子、大谷玲子、小栗まち絵各氏に師事。
クラシック音楽を「敷居の高い芸術」という性質はそのままに「気軽に楽しんでもらえる」活動を目指す中で、後進の指導や自身のリサイタル活動の他、アウトリーチ活動やSNS活動も精力的に行っている。

橋本 由羽(ピアノ)

1999年大阪府豊中市生まれ。5才よりピアノを始め、ショパンの『英雄ポロネーズ』を弾きたいという夢を持ったことから、ピアノが唯一通い続けた習い事だった。愛知県立芸術大学在学時に「室内楽の午後」「卒業演奏会」等に出演。2020年度 (公財)青山財団奨学生。第22回日本演奏家コンクール大学生の部特別賞。2020年NHKのFMシアター《アンちゃんといっしょ、未来の家族》にてリストの『マゼッパ』等BGM演奏を担当。
そのほか井谷珠綺(Vn)、関口詩織(Pf)、稲田悠佑(Vn)とのデュオリサイタル等、自主公演を行う。2021年度静岡音楽館AOIにて「ピアニストのためのアンサンブル講座」を受講。野平一郎氏からアナリーゼと伴奏法を学ぶ。2022年3月ピアニスト松本和将氏主催のアンサンブルアカデミーに参加し、江口心一氏とラフマニノフのチェロソナタを演奏。現在はアウトリーチ活動にも興味を持ち演奏活動を行なう。フランス音楽と、弦楽器とのアンサンブルが大好物。趣味は毎日違った系統のファッションで出掛けること。ピアノ演奏を通して、人と人の対話のような演奏会をすることが目標。これまでに田辺博美、舟曳千智、南依里、鈴木謙一郎各氏に師事。
愛知県立芸術大学院鍵盤楽器領域にてソロをイリーナ・チュコフスカヤ氏に師事。

CONCERT ARCHIVE

施設の紹介

 子ども食堂「うのっこ食堂」は、生活の多様化から、家庭や地域の中で孤立し、支えを必要とする子ども達に、自由な気持ちを表現できる安全・安心な居場所を提供し、ふれ合いのある住みよい明るい地域社会に築くことを目的に、岡山市中区で毎月第1木曜日と第3木曜日にこども食堂を開催しています。
主に小学生が利用していて、スタッフも含め60~70人が自分らしく過ごせる居場所として利用しています。月2回、実施しています。
今般、はるやま財団の助成金により、うのっこ食堂に参加している、クラシック音楽に触れる機会の少ない子どもたちに、クラシック音楽の演奏を届けるライブを開催しました。 

主催者の声

鍵盤ハーモニカとバイオリンで「情熱大陸」を弾きながら登場した演奏家さんたちにいきなり圧倒されました。子どもたちはこんなに間近で迫力のある音を聞く機会がないので、最初は緊張気味でしたが、楽しいおしゃべりや間に体操なども交えてくださったので、徐々に緊張がほぐれていきました。
実際にバイオリンを弾く体験をさせてもらえるコーナーでは、見ている大人の方がハラハラドキドキ。
いつもはバタバタと落ち着きのない子もそっと弓を動かし、きれいな音が出た時には、ぱぁっと嬉しそうな笑顔になりました。
その後も知らない曲も静かに聴いていましたが、ある曲でざわざわし始めました。フリッツ・クライスラーの「美しきロスマリン」です。どうやら給食の時間に流れている曲だったようです。馴染みのある曲だったので親しみが湧いたようでした。
最後は演奏家さんたちの周りまで近づき、バイオリンを聴いたり、ピアノの全面を開けていたので普段見ることないピアノの中を見せてもらったり、とても貴重な体験ができました。
子どもたちの心に残る機会をご提供くださった皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

コンサートの様子(うのっこ食堂@岡山市宇野コミュニティハウス)

コンサートの様子(うのっこ食堂@岡山市宇野コミュニティハウス)

コンサートの様子(うのっこ食堂@岡山市宇野コミュニティハウス)

岡山県岡山市中区原尾島 岡山市立宇野小学校体育館下

岡山市宇野コミュニティハウス