OMUTA BRIDGE@おおむたハイツ
2024.05.12 開場 14:00~/開演 14:30~ (30分の解説付コンサートです)
100万人のクラシックライブ「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」
※関係者向けコンサートのため、一般の方はご参加いただくことができません。
菅原 文子(ヴァイオリン)
福岡県大牟田市出身。5歳よりヴァイオリンを始める。福岡女学院高等学校音楽科卒業。パリ・エコールノルマル音楽院次席修了。
第12回パドヴァ国際音楽コンクール(伊)第2位。2013~14年ラムルー管弦楽団(仏)アカデミー生。第15回大阪国際音楽コンクール パリ日本文化会館賞。第17回宮日音楽コンクール グランプリ及びANAヨーロッパ賞(大賞)。第56回西日本国際音楽コンクール 九州交響楽団賞など受賞歴多数。第44回モーリス・ラヴェル国際音楽アカデミー(仏)に参加。第22回京都フランス音楽アカデミーにて優秀受講生に選ばれ、2012年から2014年までフランス、パリ・エコールノルマル音楽院へ授業料全額免除の給付奨学金を得て渡仏。修了試験にてソロ・室内楽共に審査員の満場一致を得て高等演奏課程のディプロムを取得。2015年12月、世界的ヴァイオリニストであるマキシム・ヴェンゲーロフ氏とのコンサートで第二ヴァイオリン首席奏者を務める。
平成28年度 北九州市芸術文化振興財団 音楽アウトリーチ事業登録アーティスト。熊本市健軍文化ホール登録アーティスト。
現在、響ホール室内合奏団団員。JR九州クルーズトレイン・ななつ星奏者。福岡市と大牟田市にてヴァイオリン教室を開講。クラシックだけでなくポップスやロック、ジャズなどのステージにも定評がある。https://ayakosugahara.jimdo.com
折居 吉如(ピアノ)
折居吉如(おりいよしゆき)
福岡市出身。福岡教育大学、同大学院修了。4歳よりピアノを始め、10歳の夏ドイツに渡り、ドイツショパン協会会長ルーカスチック氏の指導を受け、以来音楽の道を志す。2008年以降は、毎夏Budapest Music Seminar にてハンガリー国立リスト音楽院ピアノ科主任教授・カールマン・ドラフィ氏の指導の下で研鑽を積む。
第50回北九州芸術祭クラシックコンクール 第1位(大賞)及び福岡県知事賞受賞
第33回飯塚新人音楽コンクール 最年少第2位、併せて飯塚市教育委員会賞を受賞
第27回宝塚ベガ音楽コンクール 第5位受賞。
第49回フランツ・リスト国際ピアノコンクール セミファイナリスト。タイ国際ピアノコンクール入賞など数々の賞を受賞。
そのほか、浜松国際ピアノアカデミー、霧島国際音楽祭を受講。霧島国際音楽祭ではシプリアン・カツァリス氏に推薦され、霧島国際音楽祭ガラ・コンサートに出演。霧島国際音楽祭賞を受賞。
これまでに関野直樹、故宝木多加志、カールマン・ドラフィ、武内俊之、永野栄子の各氏に師事。高雄有希、鈴木弘尚、ケマル・ゲキチ、シプリアン・カツァリス各氏のマスタークラスレッスンを受講。
現在は福岡を拠点とし、演奏活動の傍ら、ピアノコンクールの審査員を務め、自身の音楽教室で後進の指導に取り組み、全日本学生音楽コンクール、ピティナ・ピアノコンペティション、ベーテン・ピアノコンクールなど数々のコンクールで上位入賞の生徒を輩出している。2023年日本クラシック音楽コンクール優秀指導者賞を受賞。
『一生音楽に関わる!』をモットーとし、クラシック音楽からポピュラーミュージックまで幅広く指導を行い、多くの人に、音楽の楽しさと喜びを伝えることを目標とし日々励んでいる。
CONCERT ARCHIVE
施設の紹介
学校に行くことや人との交流に苦手な気持ちを持つ子ども達。月に1回集まって、様々な人との出会い、仲間との出会い、自分自身との出会い、そして経験を通して「生きる力」を高めるためのグループワークを実施しています。 今回のライブでは、大牟田ハイツ様のホールを無償で使用させていただき、素晴らしい環境の中で子ども達は素敵な音楽や、対話を通して奏でる大人の人生に触れる、スペシャルな時間をいただきました。
主催者の声
5月12日(日) 今日はおおむたハイツでスペシャルな時間♪身近に音楽を感じる時間♪
ピアノとバイオリンの演奏と奏者との対話の時間です。天気はあいにくの雨だけど、初めての経験にわくわくやそわそわなメンバー達。ゲストが参加してくれているので、みんな自己紹介。それぞれの新年度について語ります。自分の感じていること、起こった出来事など言葉にしていくメンバー達。ここが安全な場であると知っているから、新しい人にもあたたかく向き合える。あっと言う間に1時間が経過したので、今日のメイン会場「おおむたハイツ」に移動~「前にみんなであまぎ公園にピクニックいったよね」「懐かし!あれって何年前?」大牟田のいろんなところに思い出も増えてきました。おしゃべりしているとおおむたハイツに到着!「わー!こんな建物があるんやね。知らなかった」「わたしは小さい頃に来た事あるよ」みんなちょっぴりそわそわしながら会場に移動したところで、今日のこの場をコーディネートしてくれた、敏腕プロデューサーこと、ブリッジの代表菅原さんと合流。みんな安心した自然な表情でごいあさつ(*^^*)
さあ、いよいよ音楽会が始まります。ドキドキ。広い豪華なお部屋!立派なステージ!メンバーのみんなもさすがにちょっと、緊張した様子がうかがえました。でもそんな緊張感を吹き飛ばす、お二人のゆるりとしたトーク。すっかりみんなの心はわしづかみになり、そして優しく、迫力があり、包み込むように奏でられる音色に夢中になりました。バイオリンってどうやって音がなるのだろう?実際に触れてみたり、抱っこしたり、なんとなんと奏でてみたり!!「バイオリンって軽いんだねー」「わー!お二人と演奏することができた!」最初は本当に緊張したけど、一緒に音を奏でる経験はとても特別なものとなりました。楽しい曲、重みのある曲、美しい曲、ちょっと切ない曲、たくさんたくさん演奏していただき、時間はゆるやかに過ぎながら、こころの充電が満ちていく感覚。そしてこの後は、ぷれいすらしく「対話の時間」。お人柄や音楽に触れながら、お二人に聞いてみたいことがたくさん湧き出てくる。どうしてこの仕事に就いたのか。迷ったときはどう乗り越えてきたのか。どんなことを考えて音楽と向き合っているのか。どう生きてきたのか・・・。ティータイムでは、NGなしの対話の時間。時間が足りなくて全部は聞けなかったけど、お二人の魅力に十分触れることが出来た。素敵な人との出会いを、心の宝箱の中に詰めて、今日も充実のぷれいすでした。
会場を提供くださった、おおむたハイツ様素敵な演奏と対話の時間を届けてくださった、ヴァイオリン奏者 菅原文子さん、ピアノ奏者 折居吉如さん心から感謝申し上げます。