山梨県×にじいろのわ×富士北麓まちづくりネットワーク@富士吉田市青少年センター赤い屋根
2024.02.16 開演 18:30~ (1時間の解説付コンサートです)
100万人のクラシックライブ「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」
※参加対象となる方については、主催者にお問合せください。
松本 裕香(ヴァイオリン)
日本の音大で3か月過ごした後に渡英し、英国王立音楽大学に入学。同大学を最優秀成績で卒業し、ドイツ・ヴュルツブルク音楽大学にて2年間の修行生活を積みドイツ国家演奏家資格を取得。ロンドンで修士課程修了、フリーランスとして活動し、13年の海外生活を終え2016年に帰国。
海外生活中はフリーランスとして教える他にソロ、弦楽四重奏、室内弦楽オーケストラをリードするなど英国のウィグモアホールやヨーロッパでの演奏会に出演、BBC Promsでの現代曲の演奏がBBCラジオ3で放送される。帰国後は自主企画公演を行う他、ロン・カーターと溝口肇のステージでヴァイオリン担当、アビシャイ・コーエン with 17Stringsではコンサートマスターを務めるなど、共演者の信頼も厚い。ジャンルに囚われない良い音楽をする事を目標とする。コンサートなどで来日アーティストの通訳を務めるなど、制作手伝いも時々行う。2017年11月にはCD「詩人の恋」をリリース。2022年より地元で「キホユカプロジェクト」をピアニストの榊原紀保子と共に主宰。自由に夢を持って生きる大人になるのが夢。趣味は観察。
榊原 紀保子(ピアノ)
鎌倉市出身。
東京音楽大学卒業、同校研究科修了。
研究科在籍中より本格的な演奏活動を開始。2001年にチェコに渡りProf.A.Vlasáková氏の元で研鑽を積み、2002年・2005年にはTalich弦楽四重奏団とドヴォルザークのピアノ五重奏曲などを共演。アンサンブルピアニストとしての活動の幅を広げていく。2003年からはオペラシアターこんにゃく座のピアニストを務め47都道府県ほぼすべてで公演をおこなっている。現代作曲家との関わりも多く芥川龍之介作、木下牧子作曲《音楽物語~蜘蛛の糸〜》はじめ数々の作品を委嘱、初演。また松本幸四郎(現・松本白鸚)主演の舞台《アマデウス》では2004年より音楽スタッフとして参加するなど、ジャンルを問わない豊富な実績と、繊細かつスケールの大きい色彩豊かな演奏は器楽・声楽を問わず国内外の様々な演奏家から絶大な信頼を寄せられている。 近年は出身地の鎌倉にてヴァイオリニスト松本裕香氏と[キホユカプロジェクト]という子どもたちへの音楽普及活動も続けている。ビール好きなピアニストとしてジャパンビアソムリエ資格も有する。東京文化会館新進音楽家デビューオーディション合格、PTNAピアノコンペティション全国大会入選、大阪国際音楽コンクール2台ピアノ部門第1位。ピアノを土屋明子、久保田裕子、平塚久子、鹿目美智子、三浦捷子、川上昌裕各氏に、室内楽・伴奏法を御邊典一、広瀬宣行、迫昭嘉、土田英介各氏に師事。
CONCERT ARCHIVE
施設の紹介
富士吉田市立青少年センター赤い屋根は、世界文化遺産に登録された雄大な富士山の麓、静かな美しい自然環境のなかにあって、青少年やその団体、青少年を指導する方々の活動・研修・交流の場として、また、地域社会における文化・スポーツ・教育・研修の場としても利用できる複合施設です。広大な敷地は、針葉樹をはじめとする高山植物、薬草、野鳥、昆虫などにめぐまれ、自然散策にも最適なことから、この環境を利用して体育や野外活動、バーベキューなどのレクリエーション活動にも活用することができます
主催者の声
100万人のクラシックライブ様と赤い屋根様からご支援・ご協力をいただき、開催しております。全8回、赤い屋根様で本プロジェクトを開催し、今回が6回目となります。今回は参加者と一緒に曲を演奏する企画がありました。参加者の中から選ばれた子どもが、演奏家と一緒に楽器を叩き、曲を演奏しました。初めて触れる楽器であることを感じさせないくらい、上手に曲のリズムに合わせていたことに、保護者の皆さんがとても感心し、会場全体が一層和やかな雰囲気となりました。子どもたちからは「すごく楽しかったから、また聴きに行きたい」や、保護者からも「複数回参加をしていますが、毎回楽しく、子どもたちに貴重な体験をありがとうございます」といった感想をいただいています。目の前で生のクラシック音楽の魅力や楽しむ機会を設けていただいたことに大変感謝しております。
ナチュラルな感じで子供たちが聞いてくださったので、演者側もかしこまった感じでなく自然体でいられたので嬉しかったです。また大人の方の手拍子などのサポートも大変ありがたく、こちらも併せてとても嬉しいひとときでした。ありがとうございました!
松本 裕香