東京都立あきる野学園

2023.12.14 開演 13:30~ (45分の解説付コンサートです)

100万人のクラシックライブ「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」
※関係者向けコンサートのため、一般の方はご参加いただくことができません。

キッズコンサート

伊藤 みや乃(ヴァイオリン)

群馬県桐生市出身。5歳よりヴァイオリンを始める。
群馬県立桐生高等学校理数科、国立音楽大学音楽学部演奏学科弦管打楽器専修(ヴァイオリン)卒業。同大学大学院に進学し、ウィーン国立音楽大学への留学を経て、国立音楽大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻(ヴァイオリン)修了。その後、洗足学園音楽大学演奏補助要員、国立音楽大学講師を務めた。
これまでにヴァイオリンを山口恵子、西田和子、大関博明、青木高志、Christian Dallingerの各氏に、室内楽を漆原啓子、風岡優、大関博明の各氏に、オーケストラ演奏法をHubert Kroisamer氏に、歴史的演奏法をIngomar Rainer氏に師事。
第17回“長江杯”国際音楽コンクール 弦楽器部門 一般の部A 第2位(第1位なし)、第10回横浜国際音楽コンクール 弦楽器部門 一般Aの部 第3位。
国立音楽大学、群馬県より奨学金を受け、それぞれ第33回、第37回草津夏期国際音楽アカデミーを受講、Werner Hink、Paolo Franceschini各氏のヴァイオリンマスタークラスを修了。
大学の推薦やオーディション合格により、平成25年度国立音楽大学卒業演奏会、第47回国立音楽大学群馬県同調会新人演奏会、第33回ぐんま新人演奏会、第60回東京国際芸術協会新人演奏会、レインボウ21 サントリーホール デビューコンサート2015に出演。
桐生交響楽団第31回定期演奏会、中野弦楽アンサンブル第5回演奏会において、ヴァイオリン協奏曲のソリストを務め、好評を博した。
現在はティーチング・アーティストとして、クラシック初心者の方々にも楽しんでいただけるコンサートを多数企画・開催している。
国立音楽大学学部授業助手(管弦楽)。昭和音楽大学合奏研究員。
弦楽四重奏団『ロザカル』団員。アンサンブルユニット『Trio doux』メンバー。ピアノ三重奏団『トワ・クルール』団員。

大高 真梨絵(ピアノ)

早稲田大学、上智大学院修士課程にて音声学を専攻後、桐朋学園芸術短期大学卒業、同専攻科修了。伴奏法を学ぶためイギリスへ留学。イギリス王立音楽大学修士課程ピアノ伴奏専攻を優秀な成績で修了、同アーティスト・ディプロマ課程コラボレイティブ・ピアノ専攻を、奨学金を得て2019年に修了。在学中、複数の声楽コンペティションで最優秀伴奏者賞を受賞。イギリス各地での器楽・声楽のリサイタル伴奏をはじめ、古楽アンサンブルでの通奏低音やオペラでのコレペティトゥアなど、様々な演奏経験を得る。
その後、2020年2月イタリアで行われた国際音楽コンクール「Gianluca Campochiaro」にてフルートSofia Castilloとのデュオで室内楽部門第1位を受賞。2022年11月東京オペラシティにてカウンターテナーFeargal Mostyn-Williamsとのイギリス歌曲デュオリサイタル「オルフェウスとイザナギ」(助成:大和日英基金、後援:ブリティッシュ・カウンシル)を開催、クリエイティブなプログラム構成や心に響く演奏で大いなる好評を得る。
現在、桐朋学園芸術短期大学伴奏員。今後のさらなる活動が期待される。

CONCERT ARCHIVE

本日は東京都立あきる野学園さまに伺い、ピアノの大高真梨絵さんとのデュオで演奏させていただきました。私は今年1月に東京都立羽村特別支援学校さまでライブをさせていただいた経験を基に、そして真梨絵さんのご経験やご意見とも擦り合わせながら演奏プログラムを決めました。ライブが始まる前、学園の先生は「45分間のライブ」を生徒さん達が静かに聴くのは難しいのではないか、ととても心配してくださっていました。私達は「楽器について知ろう」「動物に関係する曲を聴いてみよう」「一緒にリズムを楽しもう」という3本の柱を立てて進めてみたのですが、最初から最後まで、生徒さん達はとても熱心に参加してくださいました。そして、演奏する音が小さくなった時や、休符の時など、私達が滅多に遭遇しないほどの「静寂」が生まれて、私達の音にものすごく集中して聴いてくれていることが分かりました。ライブ後、先生から「聴覚過敏の生徒にはイヤーマフを持たせていたのですが、どの生徒も一度も使わなかったので、お二人の音が心地よかったのだと思います」とのお言葉をいただきました。私達にとっても得難い経験を積ませていただき、非常に有難い機会でした。あきる野学園の先生方、そして東横イン昭島駅南口支配人の佐々木さん、きめ細やかなサポートをありがとうございました。

伊藤 みや乃

コンサートの冒頭から最後まで、大きな拍手やリズム打ち、演奏者からの問いかけへの回答など、とても主体的に元気に参加してくださいました。その様子に奏者の私たちも元気をいただき、音楽を奏でることの喜びを実感しました。

大高 真梨絵

東京都あきる野市上代継123-1

東京都立あきる野学園