クラシックなんて大の苦手だ。
自慢ではないが、クラシックコンサートにもこれまで数えるほどしか足を運んだことがない。正直言えば、最後まで聴いているのが苦痛である 。従って4年ほど前、蓑田氏から「英治さん、100万人のクラシックライブの活動に協力してくれませんか」というお誘いを受けた時にも、「50年の付き合いで、僕のクラシック嫌いは分かっているはず」というのが私の最初の答えだった 。
ところが、だ。蓑田氏の反応は「そんなことは承知の上、むしろ、だからお願いしている」。これには、一本とられた 。
そんなことで、微力ながらお手伝いをさせて頂くようになったのだが、この活動の魅力は「気軽に聴いてもらえるミニライブ」というアットホームなコンセプトにあることを実感する 。
原点にあるのが、クラシックの世界にありがちな小難しさを排し、これをシンプルで身近なコミュニケーションの道具として捉える発想であり、それが多くの人々の共感を呼ぶ大事な素地になっているのではないだろうか 。
赤ちゃんオーケー、普段着でフラッと行けるコンサートはめったにない。これからもその原点にある想いを大事にしながら、できる限りの協力をしていきたい 。