評議員 河合弘之 (さくら共同法律事務所 所長・弁護士)
2026年03月11日

経済は芸術の下僕(しもべ)

蓑田さんから「100万人のクラシックライブ」の構想を聞いたとき、ピーンときました。「これは素晴らしい、きっとうまく行く」と。彼のすごいところは、その崇高な仕事をビジネスライクに、自分も汗をかいて、多人数を巻き込んでやっているところです。

私は六本木男声合唱団ZIGIZAGのメンバーなので、東京芸術大学音楽部出身のインストラクター達との交流があります。また「公益財団法人三井住友海上文化財団(地域に音楽を)」の評議員をしているので、若手音楽家の活動の場が少ないことを痛感していました。「もったいない」と思っていたところです。

若手音楽家の演奏を「松ヤニの飛んでくる距離で聞かせよう」というのはすごい考えです。そこに蓑田さんの構想です。ベートーベンのことは知っていても、そのスポンサー(必ずいました)の名を知っている人は少ないです。それでも、経済は芸術のためにあるのです。芸術は経済のアクセサリーではありません。経済界の成功者である蓑田さんや支援の人たちが芸術のために下僕のように粉骨砕身の努力をしているのを見ると、感動さえします。第一、この演奏会に行くたびに、「ああ、来て良かったな。」となんだか儲かったような、ほくほくした気分になるではありませんか。皆でこの運動を盛り上げましょう。

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